宮古島市2

宮古島市2エコハウス/郊外型

沖縄県宮古島市城辺字友利58

宮古島市2エコハウス/郊外型外観 宮古島市2エコハウス/郊外型の場所 宮古島市2エコハウス/郊外型の設計図

エコハウス紹介

宮古島ってどんなところ?

宮古島は、沖縄本島と八重山諸島の間にあり、そのどちらとも異なる独自の文化圏をもつ、大変に魅力的な島です。そして台風の通り道にあるため、毎年のように想像を超える風雨が平坦な島を襲います。毎秒50m以上の最大瞬間風速も珍しくなく、宮古島の家は台風対策が基本です。
建物の周囲に石垣の塀を巡らせて強風を受けとめ、平屋の勾配のゆるい屋根で風をやり過ごすのが、南島の伝統的な住まいでした。しかし宮古島にはシロアリも多く、台風による屋根の修理も大変なので、木造の家はどんどん減っていきました。

宮古の暮らし向きを、もう一度

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台風とシロアリに強い鉄筋コンクリートの家が普通になった宮古島では、戦前までの伝統的住宅が減るとともに、暮らし向きも変化してきました。宮古島市2のエコハウスは、石垣に囲われた中に母屋や離れの住宅群で構成されるコミュニティーを、もう一度再生することをコンセプトにしています。
外壁はコンクリートにすることで台風の強風やシロアリの被害を防ぎ、屋根は台風に耐える強度と日射遮熱を備えた木造にすることで、赤瓦の佇まいが復活しました。
冬でも平均気温が20℃を下まわらない宮古島では、強い日差しを遮りさえすれば屋外も住空間になります。母屋と離れの間はコンクリートスラブ下の開放空間で、大きなテーブルが置かれ、人々がそこに集います。そして母屋と離れの間取りは、伝統的な住まいの構成を踏襲しています。

シンプルな暮らし

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暖房がいらず、夏も海からの風を通すことで冷房もいらない宮古島のエコハウスは、古くから限られた資源で豊かな暮らしを営む島の人々の知恵が、今日でも続けられることを教えてくれます。設計者は、宮古島の暮らしを誰よりも知っている建築家の一人です。

所在地・アクセス

沖縄県宮古島市城辺字友利58

北緯 24.730851
東経 125.35881
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見学・宿泊について

当エコハウスを見学・宿泊希望の方は、電話かFaxにてご連絡をお願いいたします。

企画政策部 エコアイランド推進課
Tel : 0980-72-3751 Fax : 0980-72-3795

活動の状況

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宮古島市では、市街地型・郊外型の二つのエコハウスの活用を通じて、理解促進に向けた様々な情報発信を行っています。
市街地型・郊外型エコハウスにおいては、見学や体験宿泊の他、定期的に講座を開催し、多くの市民に足を運んでいただくことで、夏の涼しい風通しや強烈な日差し対策などの工夫についての理解を深めています。

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また、平成24年3月には、エコハウスで計測したデータの解析結果についての報告会を行い、島内建築関連者をはじめとする関係団体等と蒸暑地域における住まいのあり方を共有しています
今後も、地域におけるエコ情報の発信拠点として、また次世代を担う子どもたちの環境学習の場として、エコハウスを活用した幅広い取り組みを展開してまいります。

設計者の意図

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旧平良市松原地区に伝統的な沖縄赤瓦葺きでRC+木造の混構造の家が多く残っています。木造からRC造へ移行する間の1960年代に造られた住宅群です。台風に耐えられるよう、四隅の壁をRC造で固めシェルター性を高めています。一方、強い日射しを除けるための庇の出は不十分で水切り程度の浅いものであり、アメニティ性が著しく低いことが外見でもうかがうことができます。そのような過渡期的な型の住宅をもとに快適さを実現するべく設計を進めてきたのがこの郊外型住宅です。RC造の庇を深くすること、母屋と離れの間に半戸外空間を設けることで涼風を呼び込む。松原地区の人々が、当時の諸事情で手にすることができなかったアメニティ性をプラスして、混構造の赤瓦の家を環境共生住宅としての完成を願って設計しました。

設計

NPO蒸暑地域住まいの研究会

NPO蒸暑地域住まいの研究会

〒901-2114
沖縄県浦添市安波茶1-32-13
Tel : 098-871-3122 Fax : 098-871-3133
Mail : info@sumai.asia
http://sumai.asia/

伊志嶺敏子 一級建築士事務所
伊志嶺敏子

伊志嶺敏子 一級建築士事務所

〒906-0012沖縄県宮古島市平良字西里269
Tel : 0980-72-2116 Fax : 0980-72-3194
Mail : ishimine@orange.ocn.ne.jp

建築概要

建物概要

構造・階数

混構造・平屋建・ベタ基礎

敷地面積

426.00㎡

建築面積

187.84㎡

延べ面積

168.84㎡

主要な部位

屋根〜天井

赤瓦・ゴム系アスファルトルーフィング・野地板15・通気層45・ポリスチレンフォーム40・透湿防水シート・野地板15・杉板12

外壁〜内壁

コンクリート打ち放し180・空気層50・杉板15または杉板15・通気層18・透湿防水シート・空気層120・通気層50・杉板15

床〜地盤面

杉板30・床下空間220・土間コンクリート100・ポリスチレンフォーム50・防湿シート・砕石100

開口部

建具の構成

木製製作建具・既製アルミサッシ

ガラスの仕様

単板ガラス5

日射遮蔽部材

花ブロック

断熱補強部材

花ブロック

消費エネルギー

ガス

①:潜熱回収型ガス給湯器(プロパンガス使用・33.3kW)

主要な設備

暖房方式

なし

冷房方式

なし

全般換気方式

第3種換気

給湯方式

①の給湯器による

環境性能

熱損失係数 Q値(平成11年基準値) -
夏期日射取得係数 μ値(平成11年基準値) 0.144(0.06)
外皮平均熱貫入率 UA値(平成25年基準値) -
冷房時の単位日射強度あたりの日射熱取得量 mC 16.26W/㎡K
暖房期の単位日射強度あたりの日射熱取得量 mH -
実開口面積比率・開放面積比率 27.7%・52.1%
相当隙間面積 C値 未測定